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【第0章第4話】元凶となる3つの人格

ちょっとくだらんかもしれへん話だ。

この話はスルーしても叶わない、まあぶっちゃけそんなに面白くないし意味不明だ。

この話は俺の性格についてちょっと番外編のつもりで書いていく。

俺は結論を言うと3人の人格を持った性格を持っている。

もうここで意味不明だ!意味不明だ!

だって人間って1人分だろ?なんで3人もいるって変じゃね?

これは普通の正常姿の人間だ。

もちろん、知っている多くの人が多重人格障害を思い浮かべるかもしれないが、俺のそれは全くの概念が違う。

人格が別々に切り替わるわけではない。

常に運転は一人モードで、俺という存在が軸になっている。

しかし、その根底にある価値観は、まるでボイスチェンジャーのように、強弱を伴いながら三つの異なる性格が混じり合っているような状態なのだ。

この三つの価値観、それぞれに「俺、TITAN」という共通の名前があるものの、便宜上、俺はそれぞれに異なる称号を与えている。

そして、驚くべきことに、これらの価値観は先天的なものではなく、俺の人生の転換点、特に高校生活と社会人初期になってからの経験によって、後天的に形成されていったものだと考えている。

もともと俺の価値観は一人としてまとまっていた。しかし、高校生活の新たなきっかけで一つ増え、さらに退職前にもう一つ追加されることになったのだ。まるで、俺の人生という物語の章が進むたびに、新しい登場人物が俺の中に加わっていったような感覚だ。

だが、この奇妙な内面構造が、なぜ俺が鉄道や旅行という伝統的な趣味を持ちながら、ゲームイラストといったエンタメ分野にも深く関わり、最終的にメタバースという最先端の創造へと向かうのか、その「ちょっと変なところが多い」俺の理解の鍵となる。

この三つの価値観が、それぞれ異なる角度から俺の人生を彩り、そして駆動させているのだ。


目次

「ハイエンド」:合理と節約の番人、そして社会が産み落とした価値観

最初に語るべきは、「ハイエンド」と呼ばれるコアだ。こいつは、いわゆる優等生タイプの性格をしている。

だが、一般的な「優等生」とは少し違う。普通の義務教育の科目、例えば国語や理科、社会といったものは苦手なままだが、簿記や会計、経営、経済、そして政治といった分野には強い関心がある。

いわば20世紀における社会の重要軸となる価値観を強く持っていると言えるだろう。

彼の思考は常に合理的で、無駄を徹底的に排除しようとする。

性格はもちろん真面目で、お金に関しても強い意識があるため、節約意識も非常に強い

無駄を嫌い、効率を重んじる。モノを溜め込むのが嫌いで、紙などもとにかく嫌う。必要最低限で生活することを好み、無駄な出費や散財は許さない。

例えば、新しい服を買う際も、「本当に必要か?」「耐久性はどうか?」「コスパは?」と、あらゆる角度から分析し、論理的な理由がない限り購入には至らない。

ちなみに最悪な出費は「東京23区に住むことが一番の浪費」だということ。
詳細は今回は省いて、個別記事にて少し話すが

まるで、俺の意識の奥深くに常駐する、冷徹な節約アドバイザーといったところだ。

このハイエンドは、社会人になってから俺の中に加わった価値観だ。

これは俺が特例子会社での勤務を通して、社会の厳しさや、お金の重要性を痛感した経験から生まれたものだと確信している。

だらしない性格で、めんどくさがり屋だった本来の俺を「促進」するため、つまり、もっと社会に適応できるようにと、無意識のうちに生み出されたものだと推測している。

だから、高校時代の俺には、こんな性格は持ち合わせていなかった。

あの頃の俺は、お金を節約するとか、効率を考えるとか、そんなこととは無縁で、欲しいものは欲しい、やりたいことはやりたいという衝動に突き動かされるままだったのだ。

ハイエンドの登場は、俺が社会で生き抜くために身につけた、いわば「防衛機制」のようなものだったのかもしれない。

んで気づいたかもしれないが、今回のストーリーいやメタバースではあまり関与しない。

そしてこのハイエンドのコアが強い2023年~2024年の間ではあらゆる場面で知識不足だったため大活躍をしてくれたが、最近の2025年ではもう十分に知識をつけた反面、合理的なところが強く遊び心を失いやすく、またハイエンドという、名前の通りエネルギーの負荷も大きいため、今後は影役な立ち位置になる。


「男子版」:本来の俺、鉄道への尽きぬ情熱、そして影に隠された本質

次に語るのは、「男子版」と呼ばれるコア。こいつは、文字通り生まれた当初からある「もともとの俺」だ。

今も確かに存在しているけれど、正直なところ、現在はハイエンドと後述する「女子版」に押され、かなり影が薄い存在になっている。

彼を「コア」と呼ぶのは、彼が俺の根源的な部分であり、最も長い間俺を形成してきたからだ。

この男子版の性格は、ハイエンドとは正反対で、とにかくだらしない

そして、何をするにもめんどくさがり屋だ。部屋は散らかりがちだし、計画を立てるのも苦手。

面倒なことは後回しにし、できることなら避けたいと常に思っている。

家事とかも当然いやで今もこんな状況なのも生まれつきなこの性格が来ている

だが、この男子版こそが、俺が幼い頃から夢中になった鉄道への情熱を宿している。

時刻表を読み解いたり、鉄道模型をいじったり、実際に列車に乗って旅をしたり。そのすべてが、この男子版の俺の喜びなのだ。

学業では劣等感を抱き、自分の特性に悩んでいた幼少期の俺を支えてくれたのは、紛れもなくこの鉄道への愛情だった。そ

れは、単なる趣味の域を超え、俺の心を安定させるための拠り所だった。

複雑な運行ダイヤを読み解く集中力、車両の形式を一つ一つ覚える記憶力、そして全国各地の路線図を頭に叩き込む探求心。

これらは、学校の勉強では発揮できなかった、俺の隠れた才能を育んでくれた。

今でも鉄道への愛は変わらず、たまに旅行に出かけたり、関連する研究をしたりすることもある。

そして、意外なことにこの鉄道へのこだわりが、後のメタバースの構築にも組み込まれることも考えている。

例えば、『TITAN学園』内の移動手段としてリアルな鉄道システムを模倣したり、特定のエリアのデザインに駅や車両基地の要素を取り入れたりする。あの頃の俺には想像もつかなかった、

異色のコラボレーションが実現することになるのだ。

ハイエンドが合理性と効率を追求する一方で、男子版は自分の好きなものにひたすら没頭する。この対照的な側面が、俺という人間をより複雑にしている要因の一つだ。彼は、俺の中に残る、純粋な好奇心と情熱の塊なのだ。


「女子版」:クリエイターとしての目覚め、そして「萌え」との融合

そして、最後は「女子版」と呼ばれるコアだ。

別名「クリエイター」とも呼ばれるこの価値観は、他の二つが男性的なのに対し、このコアだけは女性的な感性を持っている。

もちろん、本体が男なので出産はできない。しかし、その感性はまさに女性的だ。

実際に女装もしたくなったのも、かわいいものが興味がツイたのもこいつのせい。

この女子版が俺の中に登場したのは、高校時代のことだ。

それまで俺は、前述の通り「萌え萌え系」のコンテンツを「気持ち悪い」とすら感じ、積極的に避けていた。

テレビや雑誌で、二次元のキャラクターに夢中になっている人たちを見ると、「なんであんなものに?」と理解できなかったし、生理的な嫌悪感さえ抱いていた。しかし、高校での「新しい運命となるものからの出会い」が、この女子版を生み出すきっかけとなったのだ。

それは、それまでの俺の価値観を根本から揺るがすような、強烈な体験だった。

女子版は、イラストやアニメ、ゲームといったエンタメ型に関する興味が非常に強い性格を持つ。

彼女は、新しいものや面白いものには目がなく、常にワクワクを探している。

美しいもの、可愛いもの、感動するもの、心を揺さぶるもの。

そういった「感情」に訴えかけるものに、強く惹かれる。

ハイエンドが「追い詰められた状況」に対する反動として生まれたのに対し、女子版はまさに「楽しい出会い」が理由で増えたのだ。

その感性は非常に豊かで、創造的な活動に喜びを見出す。彼女は、俺がイラストを描く際のインスピレーションの源であり、物語を紡ぐ際の想像力をかき立てる。

しかし、この女子版は、お金に対しても非常に奔放だ。

浪費家であり、一度「これだ!」と決めたものには惜しみなくお金を使う。そして、「推し活」にもなりやすい

彼女にとって、魅力的なキャラクターやコンテンツは、それ自体が人生の喜びであり、投資の対象なのだ。限定グッズ、ライブチケット、課金アイテム…彼女は躊躇なくそれらに手を出す。

まさか、この「萌え」と距離を置いていた俺が、後にVTuberが活躍するようなメタバース空間を創造しようとするなんて、当時の俺が聞いたら腰を抜かしていたに違いない。女子版は、俺の中に眠っていた表現欲求や、人を楽しませたいという根源的な欲求を呼び覚ましてくれた存在だ。


内なる矛盾と成長の軌跡:なぜ俺は「複雑な構造」を選んだのか

このように、俺の中には、「ハイエンド」の合理性と節約志向、「男子版」のだらしなさと鉄道への偏愛、そして「女子版」の創造性と浪費家な側面が、それぞれ異なるベクトルで共存している。

本来であれば、趣味が変わりやすいというのであれば、きっぱりと以前のものをやめて、新しいものに集中すべきだったのかもしれない。

だが、当時の俺は「変化すること」が苦手だった。

新しいものを取り入れる際に、古い価値観ものを捨てるのではなく、そのまま「増殖」という形にしてしまった結果、それぞれが別々に機能するような構造になってしまったのだ。

それはまるで、一台のPCに複数のOSをインストールしたような、複雑なシステムになってしまった。

この三つの価値観は、時には協力し合うこともあるが、ハイエンドと女子版は特にその価値観が真逆であるため、相性が悪いことが多い。

ハイエンドが「無駄だ!」と切り捨てるものを、女子版が「楽しいから必要!」「人生の潤いよ!」と主張する。そ

の摩擦が、俺の心に大きなストレスを与え、常に悩みの種となっている。

買い物一つにしても、ハイエンドが「本当に必要か?もっと安いものはないか?」「この出費は未来の投資に繋がるのか?」と問いかけ、女子版が「でもこれが欲しい!」「可愛いから買うべき!」「今しか買えない!」と訴えかける。その間で、俺はいつも葛藤している。

例えば、新しいゲームソフトを買おうとすれば、ハイエンドが「それにかける時間と金で、もっと生産的なことができるだろう」と合理性を主張する。

一方、女子版は「このグラフィックを見て!このストーリーの面白さ!これを体験しないなんて人生損だよ!」と感性で訴えかける。

そして、男子版は「うーん、でも起動するのめんどくさいし、積むだけになる可能性も…」と、だらしない本音を漏らす。この三つ巴の戦いが、俺の日常の中で常に繰り広げられているのだ。

時にはこの葛藤が、精神的な疲弊を引き起こし、何も手につかなくなることもある。

このように、俺には実質的な障害はないと今は考えているものの、まるで複雑なプログラムが無理に継ぎ足されたかのような、独特な精神構造になってしまった。

これは、俺が経験してきた様々な出来事や、その時々の心の状態が、俺の価値観を増殖させていった結果なのだろう。それでも、この多様な価値観があるからこそ、俺は様々な物事に興味を持ち、多角的な視点から物事を捉えることができるようになった。

そして、それが結果として、『TITAN学園』という唯一無二のメタバース創造へと繋がっていく。俺の持つ「変なところ」は、欠点ではなく、むしろ創造の源泉なのだ。

ということで準備はここまで、ここからは本当の本編だ!

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