ピーチライン編– category –
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【ピーチライン編第1章第7話】すいれんとおやつタイム!
波乱の入学式、そして奇妙なオリエンテーションが終わり、にゃももはすいれんに導かれながら校舎の廊下を歩いていた。頭の中は、生徒会長任命という衝撃的な事実と、この学園のあまりにも「非常識」なルールでいっぱいだった。 その時、にゃもものタブレッ... -
【ピーチライン編第1章第6話】学校全部が非常識
「じゃあ、にゃももお姉ちゃん、どこから見て回るー?」 校長室を出てすぐ、すいれんは元気いっぱいに尋ねてきた。タイタン校長の命令で道案内役を押し付けられたにも関わらず、どこか楽しそうだ。にゃももは、まだ生徒会長任命の衝撃から立ち直れていなか... -
【ピーチライン編第1章第5話】いきなりまさかの生徒〇〇!?
「これでオリエンテーションは終わりです。何か質問はございますか、にゃもも様?」 くろとの丁寧な問いかけに、にゃももは頭の中を整理しようと必死だった。あまりにも情報が多すぎて、どこから質問していいのかさえ分からなかった。しかし、一つだけ、ど... -
【ピーチライン編第1章第4話】入学式のイメージはどこへ行った!?
ブラウニーに導かれるまま、にゃももは「生徒会室」と書かれた扉の前に立っていた。普通の学校なら厳粛な雰囲気の漂う入学式が、まさかこんな場所で行われるとは夢にも思わなかった。心臓がドクドクと音を立てる。扉の向こうにどんな「常識外れ」が待って... -
【ピーチライン編第1章第3話】教室がない学校
校門でのドタバタ劇を終え、にゃももは茫然自失といった状態で学園へと足を踏み入れた。すいれんちゃんが去っていった方向をぼんやりと見つめ、彼女が言っていた「複雑な関係性」という言葉が頭の中をぐるぐると巡る。 しかし、それも束の間、にゃももはす... -
【ピーチライン編第1章第2話】ぶつかる出会い
校門にたどり着いた私は、荒い息を整えようと立ち止まった。朝の新鮮な空気が肺を満たすたびに、昨日までの記憶の靄が少しずつ晴れていくような錯覚を覚える。しかし、それは錯覚に過ぎず、私の頭の中は依然として真っ白なままだった。 その時、目の前で鮮... -
【ピーチライン編第1章第1話】ピンクの奇跡
今回から第0章だけじゃなく第1章を始めました。 第1章以降はにゃももが主役な「ピーチライン編」とすいれんが主役な「スカイブルーライン編」の2つに別れた本編ストーリーになっています。 構図としてはかなり複雑なので後で解説しますが、2つとも重要なの...
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